第4話【始まりの逆転】


千尋が弁護を担当した初めての裁判。法廷パートのみでサクサクと審議が進んで行きます。

〜法廷パート その1〜

尋問その1 〜事件のあらまし〜
わざわざ証言中に写真が表示されるのは、その写真がかなりあやしいからです。証拠品ファイルが少ない今ならそれは簡単に見つかるはずです。


尋問その2 〜おぼろ橋で何があったか?〜
被害者の背中を突き飛ばしてうつぶせになったところをナイフで刺した、ということは当然被害者は地面(橋)に体が接触していたことになります。マフラーもそのときはずれて地面に落ちています。


【写真図示】このトランクの写真のどこが事件当時の状況とムジュンするか!
前の尋問でムジュンを叩きつけた根拠を図示してください。


【証拠提出】おぼろ橋の上はドロで汚れていた。その証拠は!
ドロで汚れていたことを証明するには当然ドロに関係のあるものを突きつけるしかありません。
証拠品ファイルの説明にはありませんが、ファイルしたときの話と見た目で分かるはずです。


尋問その3 〜目撃写真について〜
1.写真を撮ったのが争いを始める前なのか後なのか、このへんがポイントです。
2.上面図を見ると、被害者が逃げることができたのは一方向だけだったようです。しかし写真と写真を取った位置を考えると、証言とは食い違う点が見えてきます。


尋問その4 〜目撃・・・犯行から逃走まで〜
1.死体を隠すにはまさに絶好の場所にいたのです。
2.死体を運んだ後どうしたか証言していますが、証人が写真を撮影したときにいた場所を思い出してみてください。


【注・選択肢】今の発言、ムジュンはなかったかしら・・・
さすがに鍵周りのキズは遠くからは見えませんからね。


【注・選択肢】証人は、トランクのキズを見たことがあった!なぜなら・・・
とにかく裁判を有利に運ぶためにはこれを選択するしかありません。


【証拠提出】この写真、シャッターを押したのは、彼女とは限らないのです。
現場には被告と被害者、そして目撃者である証人の3人しかいませんでした。シャッターをきったのが証人ではないとするとなぜ写真が撮れているのでしょうか?


【写真図示】橋の上で事件が起こったとき、無久井 里子さんがどこにいたか?
目撃写真が撮られたとき、被害者はすでに殺害されていたとしたら・・・。被告は被害者の顔を覚えていないため目印にマフラーの着用を要求していました。


【証拠提出】尾並田さんは、事件当時、美柳 勇希のカオを忘れていた!
顔が分からない人に会うときは、服装など外見でわかるものを目印にしようとしますね。



《休憩》

〜法廷パート その1・続き〜

尋問その5 〜証人自身について〜
一般人には知る由もない情報を証言しています。実際の事件当時では被害者は要求されたものに近いもので代用しました。


【証拠提出】証人がマフラーの色を《白》だとカンちがいした理由は!
”カンちがい”ではなく、当然《白》だと確信していたのです。被害者が被告と会うときに「白いマフラーをする」と知っていたからです。


【証拠提出】被害者のメモの内容を知っていた第3の人物。それは!
休憩中に話に出てきた人物の名前が、その肝心のメモに記されています。


【証拠提出】この証人が、実の姉である美柳 勇希を殺害した”動機”は!
偽名を名乗ってまで自分の生存を世間に隠していた証人が殺意を抱く理由とは、いったいどんなことでしょうか。


尋問その6 〜5年前の事件〜
休憩中に尾並田は「ちなみは自分から身を投げた」と話していましたのでその部分にムジュンがあるはず。果たして証言どおりの方法で突き落とすことができたのか?橋の状態は5年前から一切変わっていません。橋の状態が分かる法廷記録をよく見てみましょう。


【証拠提出】あなたの、今の主張には・・・決定的なムジュンがあります!
「橋のワキから突き落とした」ことにムジュンがあるということは「橋のワキから突き落とさなかった、突き落とせなかった」ということを証明すればいいのです。


【証拠提出】あなたが、イノチをかけて吾童川に身を投げた理由は!
狂言誘拐をする目的はほぼ限られています。尾並田の話ではちなみのリュックに入っていたということです。


尋問その7 〜尾並田が見た人物〜
尾並田は「橋の上で車の方を見て待っていた」「オンナは自分の目の前で立ち止まった」と証言しています。上面図を見ると橋は壊れていて、片一方側からしか入れなかった事になります。これらのことがある証拠品とムジュンしています。